シュミット GK3人目で名前呼ばれ「森保さんの間が、緊張した」30歳で初W杯へ
日本サッカー協会は1日、都内ホテルで会見を開いてW杯カタール大会(21日開幕)に臨む日本代表メンバー26人を発表した。W杯初出場となるGKシュミット・ダニエル(30)=シントトロイデン=はベルギーからオンライン会見を行い、「これまで関わってくださった方々に感謝の気持ちでいっぱいです。結果で恩返しできるように頑張ります」と誓った。
3人体制となるGKでは最年少のシュミット。森保一監督はメンバーの読み上げを年齢順に行った。「GKとしては3人目に呼ばれたので。呼ばれるかどうか、森保さんの間が…。すごい緊張したんですが、無事呼ばれてほっとしました」と笑顔で振り返った。
中高一貫の東北学院で中学生までは主にボランチとしてプレー。GKは高校から本格的に始めた。「身長が伸びたのと、スタミナがなさ過ぎてボランチをやるには運動量が足りなかった」と笑う。GKになりたいという子どもが増えてくれることを願っているといい「今からGK始めても遅くないよと思うような試合のパフォーマンスで見せることができたら」と話す。
マヌエル・ノイアー(ドイツ)、ケイロル・ナバス(コスタリカ)、そしてウナイ・シモン(スペイン)という世界的GKがそろう1次リーグE組。「ワクワク感はすごくある。対戦相手を上回ることができたら世界にアピールできる。そのためにもしっかりコンディション上げて向かっていきたい」と夢舞台に視線を向けた。