ロシア大会は直前に代表落ち 浅野拓磨「あの日から4年半」メンバー入りで決意つづる
W杯カタール大会(20日開幕)日本代表26人に選ばれたFW浅野拓磨(28)=ボーフム=が2日、インスタグラムを更新。18年ロシア大会で撮影したと思われる、試合前のスタンドからの景色の写真とともに、代表に選ばれた心境をつづった。
「この角度からしか試合を見れなかったこの日から全てが今日に繋がってる。今日も明日に繋がってて今もいつかに繋がってる。4年半後に待っている夢に向けて再スタートしたあの日から4年半が経とうとしている。まだ何も成し遂げてないし何一つ変わった事はないけど今も夢に向かえてることが全て。未来に待っている自分の夢に向かって今日からまた全力で頑張ります」
4年前のロシア大会では、アジア最終予選オーストラリア戦で先制弾を挙げるなど、本大会出場に貢献。最終候補に入っていたが落選し、予備登録メンバーとして本大会に同行していた。インスタグラムに投稿した写真は、スタンドからの景色。「あの日」の決意が、ついに成就したのだ。
今年9月に右膝のじん帯を損傷し、メンバー入りが危ぶまれたが、9月30日には「1日、1日、良くなってる。普段、1日ごとに自分が変わっていってることを感じることはなかなかない。毎日成長している、とここまで分かりやすく感じれるだけでも今の経験にも価値がある」などと前向きにつづっていた浅野。森保監督は「自信を持って、選ぶ側としては安心した情報をいただいて今回のメンバー発表につなげた」と、本大会までに回復できる見込みであることを明かしていた。広島時代の恩師である森保監督のもとで、初の夢舞台へと向かう。