セルティック・前田大然 W杯代表選出に感謝 古橋、旗手と明暗「思い背負って」
「欧州CL・1次リーグ、レアル・マドリード5-1セルティック」(2日、マドリード)
W杯カタール大会代表の前田大然らが所属するF組のセルティック(スコットランド)はアウェーでレアル・マドリード(スペイン)に1-5で大敗した。日本の3選手は先発し、前田と古橋亨梧は後半17分、旗手怜央は同37分までプレーした。最下位が確定していたチームは2分け4敗に終わった。
セルティックの日本勢でただ一人、W杯代表に選ばれた前田は「僕は最後の最後で入った。それまで4年間やってきてくれた人たちに、感謝しながらプレーしないといけない」と語った。
発表が英国時間の早朝で、先に起きていた妻に祝福されて知ったという。25歳のFWは選外の同僚を気遣い「(古橋)亨梧くんや(旗手)怜央がいるので、そういう人の思いを背負って戦わないと」と神妙に話した。クラブでエースの地位を確立しながら落選した古橋は「今いる場所でやり続けることが大事。個人として成長できるようにしたい」と奮起を誓った。
この日はレアル・マドリードに完敗。最高峰での戦いは1勝もできずに終わり、前田は「全部こういう感じの試合になった」と力の差を痛感した。