久保建英「リスク犯して」戦線復帰へ レアル・ソシエダード監督が方針明かす
サッカースペイン1部リーグ、レアル・ソシエダードのイマノル・アルグアシル監督(51)が、カタールW杯によるリーグ中断前の最終戦となるセビリア戦(日本時間10日)で、左肩脱臼のため直近3試合を欠場している日本代表MF久保建英を起用する考えを示した。9日までにスペインのエル・ムンド・デポルティボ紙などが報じている。
試合前の記者会見に出席した同監督は、久保と同様に怪我からの復帰を目指すMFシルバとの2選手について「一昨日とても良い形で練習しており、2人が納得するのなら今がリスクを犯す時」だと説明。久保については「彼はW杯でのプレーを望んでいるが、その前にレアル・ソシエダードの一員としてセビリア戦に勝利して、勝ち点を26にするというはっきりした考えがある」とコメントした。
久保は10月27日の欧州リーグ、オモニア(キプロス)戦で左肩を脱臼して途中交代。その後2試合を欠場し、6日のバレンシア戦ではベンチ入りしたものの出場機会がなかった。