W杯ドイツ代表GKノイアー「初戦(日本戦)はカギ」 鎌田大地を警戒「素晴らしい選手」

 笑顔で会見するマヌエル・ノイアー(左)とユスファ・ムココ(撮影・金田祐二)
 調整するドイツのマヌエル・ノイヤー(撮影・金田祐二)
 調整するドイツのトーマス・ミュラー(撮影・金田祐二)
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 サッカーのW杯カタール大会(20日開幕)に臨むドイツ代表が19日、現地入り後初練習の冒頭約15分間を公開し、初戦となる23日の日本代表戦に備えた。負傷していたMFトーマス・ミュラー(33)=バイエルン・ミュンヘン=も通常通り練習に参加。日本戦での出場の可能性も出てきた。取材に応じたGKマヌエル・ノイアー(36)=バイエルン・ミュンヘン=は日本の警戒する選手に鎌田大地(26)=アイントラハト・フランクフルト=を挙げた。

 17日の国際親善試合オマーン戦では1-0の辛勝と本来の力を出し切れなかったが、この日の練習ではリラックスした表情でボール回しや対人プレーなどの練習に取り組んだ。開幕戦は国際サッカー連盟ランキングでは11位に対し、格下となる24位の日本が相手でドイツにとっては勝ち点3が絶対。ノイアーは「初戦は勝ち点3を取ること。初戦は勝ち上がる上でカギになる」と語った。

 日本選手の海外組の中でもドイツでプレーする選手が最多。警戒する選手を聞かれると「カマダ」と迷わず挙げた。「彼はフランクフルトの素晴らしい選手。重要な選手で万能性があってスペースに入る。技術的にも恵まれている」と実力を認めた。

 ドイツ代表で118試合44得点のミュラーは負傷の影響により直近のリーグは7試合連続で欠場。オマーン戦もプレーしていなかったが、この日の練習には参加し、日本戦への出場の可能性は高まった。

 その他にもMFセルジュ・ニャブリらドイツ1部で首位を走る名門バイエルン・ミュンヘンでプレーする選手がそろう。ブラジルに並ぶ歴代最多タイとなる5度目の優勝へ好スタートを切る。

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