前園真聖「ワイドナ」W杯予想は超慎重 マイアミの奇跡は「時代が違う」
元サッカー日本代表でタレントの前園真聖が20日、フジテレビ系「ワイドナショー」に出演し、1996年アトランタ五輪で日本代表がブラジル代表を破った「マイアミの奇跡」について「時代が違う」と“過去のこと”と指摘した。
サッカーW杯カタール大会がこの日開幕するというタイミング。日本は23日にドイツ戦でグループEの初戦を迎える。前園は「グループリーグ突破、本当に厳しいと思います」ときっぱり。一方で、前回大会では初戦の相手・コロンビアの選手が開始早々に退場となったことを例に挙げ「何が起こるか分からないし、何か起こすために日本は最初から相手の良さを消していって、どんどんどんどんプレッシャーをかけ続ける」と提案した。交代枠が5人であることにも着目し「前半で1人代わってもいい。90分間みないで、先発メンバーは途中で疲れて交代でもいいぐらい」と最初から飛ばすようすすめた。
盛り上げるというより、慎重なスタンスにスタジオからブーイングも出たが、前園は「現実的には厳しい」と譲らず。「引き分けで十分だと思います」とした。
犬塚活弁護士は「アトランタオリンピックでブラジルを破った時、日本で『勝つ』と予測した人、誰もいませんでしたよ」と前園自身がジャイアントキリングを成し遂げたと主張。それでも前園は「時代が違いますから。サッカーの流れももう変わってる」とW杯の難しさを強調した。