カズ 今季最終戦スタメン締め 森保Jベテラン勢にエール「責任感が強くなっている」
「JFL、神楽しまね3-0鈴鹿」(20日、松江市営陸上競技場)
今季最終戦に臨んだ鈴鹿ポイントゲッターズの元日本代表FW三浦知良(55)が2戦連続で先発して前半の45分間プレーし、JFL初挑戦のシーズンを締めくくった。ゴールはならなかったが、自らの持つ最年長出場記録を55歳267日に更新。チームは敗れた。
新天地の初挑戦を振り返り「(J3に)昇格する目標を達成できなかったことは非常に悔しい。プロとして責任を感じる」。ただその中で「1勝、1失点の重みはJFLもJリーグも変わらない。これから続くサッカー人生で役に立つ」と一定の充実感も漂わせた。
日本代表への熱い思いも口にした。ドーハの悲劇から29年。リポーターとしてW杯に参戦するキングは「日本代表の責任を受け継いでというか、長友、吉田、川島たちはその重要性を伝えてきてくれている」とベテラン勢を称賛。「出場はアジアを勝ち抜いて本当に大変なこと。昔よりも誇り、責任感が強くなっているんじゃないかな」と感慨深げだった。