イランGK 脳しんとうで交代 試合開始10分のアクシデントで鼻から出血 倒れ込む
「カタールW杯・1次リーグB組、イングランド代表-イラン代表」(21日、ドーハ)
イランのGKベイランバンドが、味方との衝突で鼻から出血するアクシデント。一度はプレーを再開したが、直後に自ら交代を申し入れ、グラウンドに倒れ込んだ。
前半10分、右からのクロスを防ぎに出たベイランバンドだったが、鼻付近から味方と激しく衝突。鼻血を止血する処置を行い、ゴールキックを蹴ったが、すぐに自ら手を挙げてプレー続行不可能であることをアピールした。
5分超の治療を経て、時間表示は前半17分、脳しんとうによる交代。担架で運ばれる際には顔を覆いながら、グラウンドを後にした。
GKはホセイニが投入されたが、徐々に攻勢を強めるイングランドのペースに。イランは35分にベリンガム、43分にサカ、46分にスターリングに決められ、前半だけで0-3の劣勢となった。
治療の時間により前半のロスタイムは14分となった。