柴崎岳が闘志「初戦の大事さ理解してます」 守田英正の代役で先発候補に
「カタールW杯・1次リーグE組、日本代表-ドイツ代表」(23日、ドーハ)
ドイツ戦に先発する可能性が高まっている柴崎岳(30)=レガネス=が静かに闘志を燃やした。「初戦の大事さは誰もが理解してますし、この一戦が二戦目、三戦目に大きくつながって、その後のプランをどうしていくかを左右する大事な一戦だと認識している」と語った。
20日の練習でも左ふくらはぎの違和感を抱える主力ボランチの守田は全体練習に参加せず。この時点で別メニューだったことからも先発は厳しいと見られる。カナダ戦では柴崎が先発し、日本のゲームをコントロール。前半には相馬の先制点を的確なスルーパスでアシストした。アジア最終予選では出場機会を失う時機もあったが、最後にチャンスをつかんでいた。
自身が務める中盤の戦いをドイツ戦のカギに挙げた。「相手も中盤に強みを持っているチームなのでポジション的にそこのバトルは非常に重要になる」。攻撃だけでなく守備でも負けるつもりはない。
18年のロシア大会ではベスト16でベルギーに逆転負けした「ロストフの悲劇」を経験。だが「リベンジっていうより、この森保ジャパンがこのカタールの地で何を作っていけるのかという挑戦」と強調。フラットな気持ちで2度目の本大会へ向かう。