堅守イランが悪夢の6失点 GKが開始10分で負傷交代の不運 イングランドに大敗
「カタールW杯・1次リーグB組、イングランド代表6-2イラン代表」(21日、ドーハ)
イランは悪夢の6失点で完敗を喫した。
不運に見舞われたのは前半10分。イランのGKベイランバンドが、味方との衝突で鼻から出血するアクシデント。一度はプレーを再開したが、直後に自ら交代を申し入れ、グラウンドに倒れ込んだ。脳しんとうによる交代。担架で運ばれる際には顔を覆いながら、グラウンドを後にした。
GKホセイニが投入されたが、徐々に攻勢を強めるイングランドのペースに。イランは35分にベリンガム、43分にサカ、46分にスターリングに決められ、前半だけで0-3の劣勢となった。
後半もリズムを立て直せず、17分にサカに決められ、0-4。同20分にタレミのゴールで1点を返したが、同26分にはラッシュフォードに左足で決められ、5点目を失った。さらにグーリッシュにも決められ、6失点。試合終了間際にPKで1点を返し、2-6とした。
アジア予選では10試合で4失点の堅守を誇っていたが、優勝候補のイングランドを止められなかった。