カタール入りのカズ ファンがユニホームでお出迎え 「子供の頃から大ファン。僕のヒーロー」
サッカー元日本代表のFW三浦知良(55)=鈴鹿ポイントゲッターズ=が22日早朝、W杯観戦のため、開催国カタールに到着した。
29年ぶりに「ドーハの悲劇」の地に降り立ったカズを一人のファンが出迎えた。東京都内在住の会社員で米国とオーストラリアの国籍を持つアンドリュー・スティールさん(37)。日本生まれで「子供のころからの大ファン。僕のヒーロー」とカズを慕う。
「ドーハの悲劇」を「テレビで見ていた」というスティールさんは、カズの名前と背番号11が入った当時の日本代表ユニホームを着て“英雄”と写真に収まった。「(カズが当時を思い出して)嫌な気持ちになるか心配だったけど、良かったです」と喜びに浸った。
スティールさんはフランス-オーストラリア(22日)、ドイツ-日本(23日)を観戦予定。「奇跡が見られる可能性がある」と期待を膨らませた。