サッカーＷ杯カタール大会に臨む日本代表の守田英正（２７）＝スポルティング＝が２２日、オンライン取材に応じ「体の部分でいうと１００％に近い状態。でも１００％に近い状態で戻ってこられてよかった」と語った。２１日のトレーニングで全体練習に初めて合流していた。

　守田は１０月２６日の欧州ＣＬ１次リーグトットナム戦で左ふくらはぎ違和感により後半に途中交代。クラブでは一時復帰していたものの、日本代表に合流した１５日から別メニュー調整だった。１７日のカナダ戦（ドバイ）には帯同せず、ドーハに残っていた。これまではウオーキングやランニングなどで調整してきた。左ふくらはぎについては「問題ない」と明かした。

　前日２１日のトレーニングで全体練習に初めて合流。チームメートともに笑顔を見せながらスパイクを履いてランニングを行い、ボール回しでは軽快な動きだった。これでメンバー２６人が全員がそろった。

　初戦となるドイツ戦（２３日、ドーハ）に向け「僕は出るつもりで復帰に向けてやってきた。出られるならうれしいし、そこに合わせて準備しています」と力を込めた。

　ボランチではカナダ戦で田中碧（デュッセルドルフ）と柴崎岳（レガネス）が先発していた。遠藤航（シュツットガルト）は脳振から復帰し、１９日からフルメニューを消化している。