森保監督 守田起用の可能性示唆「現段階では全員戦えるメンバー」ドイツ戦前日会見
サッカーW杯カタール大会を控える日本代表の森保一監督(54)が22日、ドーハ市内でドイツとの1次リーグ初戦(23日)に向けた前日会見に臨み、「明日のドイツ戦に向けて、現段階では全員戦えるメンバーとして考えられるいい状態になっている」と語り、左ふくらはぎの違和感で調整が遅れていた守田英正(スポルティング)を起用する可能性を示唆した。
守田は「体の部分で言うと100%に近い状態で仕上がっているが、心肺機能は合流が遅れて少し懸念がある。100%に近い状態で戻ってこられてよかった。僕は出るつもりで復帰に向けてやってきたし、最後のメンバーはどうなるか分からないが、出れればうれしい」と語っていた。
4年間の集大成。森保監督は決戦に向けて、「明日我々にとってのW杯開幕戦を迎えるにあたって非常に楽しみにしている気持ちが大きい。選手もスタッフもこれまで非常にいい準備をしているし、これまで積み上げてきたことを明日の試合では、今のベストを発揮するということで、選手たちにはアグレッシブに我慢強くW杯に挑むチャレンジ精神を持って思い切ってプレーしてほしい」とうなずいた。
日本は7大会連続7度目の出場で国際サッカー連盟(FIFA)ランキング24位、W杯優勝4度を誇るドイツは同11位。過去の対戦成績は日本の1分け1敗。W杯では初対戦となる。日本はドイツ戦を終えると、27日にコスタリカ、12月1日(日本時間同2日)にスペインと対戦する。