頼もしい中核・守田英正 状態100%に 左ふくらはぎの違和感も「問題ない」
日本代表の守田英正(27)=スポルティング=が22日、初戦のドイツ戦に向けオンライン取材に応じ、「僕は出るつもり。100%に近い状態」と出場に意欲を見せた。左ふくらはぎの違和感による別メニューから、21日に報道陣へ公開された冒頭部分では全体練習に参加。前日会見を行った森保一監督(54)も初戦での起用の可能性を示唆した。
何とかドイツ戦に間に合わせた。「体の部分でいうと100%に近い状態。心肺機能的なところで合流が遅れた。そこが懸念。でも100%に近い状態で戻ってこられて良かった」。守田が初戦への出場に強い決意を示した。
守田は21日に報道陣へ公開された冒頭部分で全体練習に初めて合流。10月26日の欧州CL1次リーグ・トットナム戦で負った左ふくらはぎ違和感により、日本代表に合流した15日から別メニュー調整で、17日のカナダとの強化試合(ドバイ)には帯同せず、ドーハに残っていた。これまではウオーキングやランニングなどで調整してきていたが、患部については「問題ない」と強調した。
前日会見を行った森保監督は「26人全員がそろってトレーニングできている。ドイツ戦に向けて現段階では全員が戦えるメンバーとして考えている」と、守田も含めた起用の可能性を示唆した。
ボランチではカナダ戦で田中と柴崎が先発していた。遠藤は脳振とうから復帰し、19日からフルメニューを消化している。
「僕は出るつもりで復帰に向けてやってきた。出られるならうれしいし、そこに合わせて準備しています」と守田。頼もしい中核が初戦から戦力となる決意を込めた。