前田がゴール揺らすも オフサイドディレイにネットイライラ「ほんま嫌い」「士気下がる」
「カタールW杯・1次リーグE組、日本代表-ドイツ代表」(23日、ドーハ)
前半8分に日本が大きなチャンスを作った。中盤で鎌田がボールをカットすると、右サイドの伊東へ展開。伊東が右サイドからドイツDFの裏へ、1トップに入った快足FW前田に向けたパスを送り、前田がゴールネットを揺らしたが、オフサイドとなった。
この場面、今大会導入されている半自動オフサイド判定を使わなくても人の目で分かるオフサイドだったが、線審はプレーの最後まで見届けて、オフサイドフラッグを上げた。
今大会顕著な「オフサイドディレイ」に、SNS上では「オフサイドディレイ、なんかもどかしい」、「じれったい」、「選手の士気下がるやろ」、「オフサイドディレイほんま嫌い」と、イライラした声が上がっていた。
オフサイドディレイは選手関係者からも疑問の声が上がっており、選手が抜け出す明らかなオフサイドも副審が見送る光景に、本田は疑問を抱いている様子。アルゼンチン-サウジアラビア戦では「オフサイド遅れて取る必要ある?確実に分かってるんやったらさっさと取ればいいのに」とつぶやき、デンマーク-チュニジア戦でも「むしろあれだけのテクノロジー使ってるなら副審いらんくない?」とした。
デンマーク-チュニジアの試合を中継したフジテレビ系で解説を務めた元日本代表監督の岡田武史氏も「これだけ誰が見てもオフサイド (フラッグを)上げればいいのに」と、判定を待つ副審の姿にツッコミを入れていた。