本田圭佑が絶叫「森保さん動きたい」指摘直後に失点「僕やったらシステム変更します」

 ドイツ戦の観戦に訪れた元日本代表の本田圭佑(左)=共同
 談笑する鈴鹿・三浦(右)と中田氏(撮影・金田祐二)
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 「カタールW杯・1次リーグE組、日本代表-ドイツ代表」(23日、ドーハ)

 サッカー本田圭佑がW杯カタール大会を無料生中継するインターネットテレビ局「ABEMA」に、白スーツ姿で登場した。

 前半30分、DFラウムに長いパスが通ると、GK権田が飛び出し、ラウムと交錯。権田が倒したファウルと判定され、ドイツにPKが与えられた。これをMFギュンドアンが落ち着いて沈めて、ドイツが先制した。

 本田は前半27分を過ぎた当たりから、「これはちょっと嫌ですね。4枚(4バック)じゃ苦しいよ。これはきついですね」と指摘。「ここほんま我慢しろ。でもここ森保さん動きたい。ドイツが(前)5枚なんで」と繰り返したが、PK献上の場面では「いやあー」と落胆した。

 その後、「PKで失点してもいいんで、どうやって修正するか。守れて解決にならない。切り替えましょう、これは仕方ない、終わったことなんで。どう改善するか」とし、「僕やったら、伊東さんをラウムにつかせて5枚気味にします。後半にかけてメンバー変えればいい」と語った。

 選手の心境については「森保さんの指示待ちなところあると思います。僕はシステム変更します。後ろを3枚にする?そうですね」とした。その後、伊東を下げたことを実況が伝えると、「5バックにして3ボランチにすればいいんですよ。5-3-2やな」と語った。

 初解説の本田は終始興奮。前半8分、右サイドを突破した伊東からのグラウンダーを前田が押し込みネットを揺らしたが、オフサイドの判定。本田も「きたー!」と絶叫したが直後に冷静に「オフサイド、オフサイド。いきなりきたと思ったのに!」と悔しがった。

 本田は「ABEMA」で、W杯プロジェクトのゼネラルマネジャーを務める。1次リーグの日本戦3試合と準決勝、決勝を現地から解説することが決まっている。

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