「カタールＷ杯・１次リーグＥ組、日本代表－ドイツ代表」（２３日、ドーハ）

　ジャガーポーズがドバイの夜に映えた。途中出場のＦＷ浅野拓磨（ボーフム）が豪快な勝ち越しゴールをたたき込んだ。

　後半３０分にＭＦ堂安の同点ゴールが飛び出した後、さらなる歓喜が待っていた。同３８分。自陣右のリスタートからＤＦ板倉が前線にロングフィード。これに走り込んだ浅野が絶妙なトラップで前に落とすと、そのままＤＦと競り合いながらペナルティエリアに侵入。右足を狙い澄ましたように振り抜くと、ゴールのニア上に見事なシュートが突き刺さった。

　世界屈指のＧＫノイアーをぶち破ったファインゴール。殊勲の浅野は雄たけびを上げ、ジャガーポーズをさく裂させた。