日本に続くか 韓国紙 初戦ウルグアイを最大警戒「独より怖い。リュディガーのような傲慢な油断ない」
「カタールW杯・1次リーグH組、ウルグアイ代表-韓国代表」(24日、アルラヤン)
初戦を前に韓国メディアは、強豪相手に金星をあげたサウジアラビア、日本に続け、とばかりに力が入っている。
前日の日本のドイツ撃破を受けて、朝鮮日報は「韓国も特別なことを成し遂げられる」の見出しで南野、久保らのコメントを紹介し、「前日、サウジアラビアがアルゼンチンを2-1で破って波乱を巻き起こしたのに続き、2日連続の「アジアの旋風」到来だった」と、前向きに捉えた。
一方で「スポーツソウル」は、「ウルグアイはもっと怖い」との見だしでウルグアイを警戒。日本戦で挑発的なスプリント走りをみせたDFリュディガーを引き合いに出し「リュディガーのような傲慢な油断がない」と評した。「日本がうまくいったこともあるが、ドイツの放心が結果として決定的な影響を及ぼした」と分析し、リュディガーの行為を「相手を尊重しない非マナー。国を代表する選手がする行動ではない。そのリュディガーが挑発した浅野の決勝ゴールを許した。放心の結果は凄惨だった」と断じた。
ウルグアイは韓国戦を前に選手らが「尊重」という言葉を使っており、「リュディガーのような虚しい心構えはウルグアイにはない。小さな心の隙間さえない強い相手がウルグアイだ」と、警戒した。
ウルグアイもアルゼンチン、ドイツと同じ優勝経験国。「韓国がウルグアイを破れば、1930年に始まったW杯92年の歴史上、初めてアジア3カ国が第1戦で勝利するという新たなマイルストーンを打ち立てることになる」などと報じている。