W杯、スペイン大臣が腕章に言及 ゲイ公表のイセタ氏

 サッカー・ワールドカップ(W杯)カタール大会で欧州の出場7チームが差別撲滅を訴えるために用意したキャプテンマーク(腕章)の着用を断念した問題を巡り、スペインのミケル・イセタ文化・スポーツ相は24日、「多数派でない性的指向の人が、世界中で同じ権利を持つことを願っている」と述べた。

 1999年に自身がゲイであることを公表したイセタ氏は、W杯で腕章の着用が認められることを望んでいたと明らかにした。国際サッカー連盟(FIFA)は規約で政治的スローガンを禁止しており「腕章を着用すれば、警告など競技上の処分対象にする」と通達した。(ロイター=共同)

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