イラン 劇的ロスタイム弾2発でウェールズ撃破! 日本、サウジに続くアジア勢3勝目
「カタールW杯・1次リーグB組、ウェールズ代表0-2イラン代表」(25日、アルラヤン)
イランが劇的なロスタイム弾で勝ち点3を奪取した。サウジアラビア、日本に続き、今大会のアジア勢3勝目を挙げた。
最後の最後に歓喜が待っていた。エースのFWアズムンを中心に鋭いカウンターから再三好機を演出。後半7分には2連続ポスト直撃の不運に見舞われるなど苦しんだが、後半53分に均衡を破った。
ウェールズに波状攻撃を仕掛け、セカンドボールを拾ったMFチェシュミがペナルティーエリア手前から右足を振り抜き、ゴールネットを揺らす。待望の先制点に歓喜の輪が広がった。さらに同56分にもカウンターからDFレザイアンが2点目を突き刺した。
同40分にウェールズGKヘネシーが抜け出したFWタレミと交錯し、VARによってイエローカードからレッドカードに判定変更で一発退場。1人多くなったイランが数的優位を生かし、見事に今大会初勝利を挙げた。
初戦でイングランドに2-6。ウェールズとアメリカは1-1で引き分けて勝ち点1を得ており、1次リーグ突破に向け、大きな勝ち点3を手にした。