久保建英 コスタリカ戦で浅野弾再現だ 森保J共通イメージ!前掛かり相手の背後突く
サッカーのW杯カタール大会に出場している日本代表は25日、コスタリカとの1次リーグ第2戦(27日)に向けてドーハ市内で冒頭部分を除く非公開で調整した。久保建英(21)=レアル・ソシエダード=はドイツ戦(23日)で決勝点を挙げた浅野拓磨(28)=ボーフム=の再現を狙う。
コスタリカ戦でドイツ戦の逆転弾を再現する。久保は「攻め続けると言うより、速攻でのチャンスが多いかなと思う。出てきた相手のディフェンスラインの背後を突いていくのが大事」と、第2戦の戦い方を想定した。
コスタリカは初戦でスペインに0-7と大敗した。日本戦で負ければ1次リーグ突破の望みが絶たれるだけに攻め込むしかない状況。当初は引いて守ってくると思われたが「冷静になって考えてみたら想定していたコスタリカではなく、相手は後がない中、前から来る。(ボールを)奪った後に飛び出していくというのを前線の選手は僕も含めて準備したい」と思い描いた。
カウンターでの得点は、ドイツ戦で決めた浅野のゴールが手本となる。1-1の状況で得点を奪うため、重心が前になった相手を縦パス一本でスピードのある選手が相手背後へ抜け出し奪った。再びそのシチュエーションが作りやすい相手となる。
三笘も「(相手は)連動してくる守備は得意ではない。相手も(前に)出てくるので背後のスペースも空きやすい」と分析。伊東も攻めるしかない相手に対し「狙い目」と、カウンターでゴールに迫るイメージはチーム内でも共有されている。
とはいえ、ドイツ戦の前半ほどボールを握られることは考えていない。「オープンな展開になると思うので、前線の選手が本来の輝きを放てると思う」と久保。次こそ得点に絡み存在感を見せる。