イングランド 72年ぶりの雪辱ならず米国とスコアレスドロー 2大会連続得点王狙うケーンは2戦連続ノーゴール

 ドリブルで攻め込むケーン(撮影・金田祐二)
 前半、オーバーヘッドシュートを試みるケーン(撮影・金田祐二)
 後半、競り合うケーン(右)とプリシック(撮影・金田祐二)
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 「カタールW杯・1次リーグB組、イングランド代表0-0米国代表」(25日、アルホル)

 注目の一戦はスコアレスドローに終わった。イングランドは1勝1分けの勝ち点4で首位、米国は2分けの勝ち点2で3位。W杯史上初の2大会連続得点王を狙うイングランドのケーン(トットナム)は2試合連続無得点と沈黙した。

 イングランドと米国は1950年ブラジル大会で激突。スタンリー・マシューズらを擁し、世界最強とうたわれていたイングランドが、ほぼアマチュアで構成された米国に0-1で敗れた。この一戦は「ベロオリゾンテの奇跡」と呼ばれ、W杯史上に残る番狂わせの一つとして語り継がれてきた。

 イングランドは前半10分、ベリンガム(ドルトムント)の突破からサカ(アーセナル)が折り返し、ケーンが詰めたが、シュートは枠を外れた。前半終了間際の46分にはスターリング(マンチェスター・シティー)のパスに抜け出したマウント(チェルシー)が決定機を迎えたが、米国GKターナー(アーセナル)の好セーブに阻まれた。

 膠着(こうちゃく)を打ち破るべく、サウスゲート監督が動く。後半23分に“2枚替え”でグリーリッシュ(マンチェスター・シティー)とヘンダーソン(リバプール)を投入。10分後にはラッシュフォード(マンチェスター・ユナイテッド)を送り出した。終了間際の同48分にはFKからケーンが決定的なヘディングを放ったが、枠を外すなどゴールは遠かった。

 米国は前半26分、「リベリアの怪人」ジョージ・ウェアの息子ティモシー(リール)のクロスをマッケニー(ユベントス)が右足で合わせたが、枠を捉えることはできなかった。同33分には背番号10のプリシック(チェルシー)の強烈な左足シュートがクロスバーを叩いた。イングランドを上回る10本のシュートを放ったが、枠内1本と精度を欠き、無得点に終わった。

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