W杯日本戦会場に旭日旗 韓国メディアが問題視「憂慮していたことが」撤去の様子も報道

 後半、得点を許し、がっくりの守田(13)、吉田(22)ら(撮影・金田祐二)
 後半、決勝ゴールを奪われ、がっくりのGK権田(撮影・金田祐二)
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 「カタールW杯・1次リーグE組、日本代表0-1コスタリカ代表」(27日、アルラヤン)

 日本はコスタリカの守備を崩しきれず、後半36分にスキを突かれる形で失点。そのまま敗れた。2大会連続の1次リーグ突破は第3戦スペイン戦次第となった。

 韓国メディアは日本の敗戦を「衝撃的」と報じた一方で、現地スタジアムで旭日旗を持った日本サポーターがいたことを問題視。「イルガンスポーツ」は「憂慮していた旭日旗が観客席で目立った」と書き出し「一部の応援団は旭日旗を手すりに置こうとしたが、止められた。それでも一部のファンが旭日旗を手に応援した」と、報じた。「朝鮮日報」も旭日旗が持ち込まれ、撤去された大会関係者によって撤去された様子を写真付きで報じた。

 日韓を巡っては日本代表の歴史的な勝利となった23日のドイツ戦において、日本の失点シーンで、韓国の国旗である「太極旗」が振られたことが波紋を呼んでいた。

 前半33分に日本がPKを与え、ドイツのギュンドアンが冷静に決めた場面。国際映像ではドイツの国旗が揺れる中で、日本の横断幕が掛かっているやや上の席で「太極旗」が揺れているのが確認できる。日本のSNSでは「不愉快」、「マジで意味が分からない」と怒りの声が上がっていた。

 韓国紙「朝鮮日報」は韓国国内でも「日本が点を奪われた瞬間に広げれば、挑発の目的は明らか」、「国際的な恥」、「韓日対決でもないのに」と批判的な声が上がっている一方で「ただ楽しむために振ったのかもしれない」など「韓国人ではない人物が違う国の国旗をもって振ったのでは」などの声が上がっていることを紹介した。

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