長友佑都 「きれいなサッカーだけじゃ絶対に勝てない」 ドイツ戦の日本のようだったコスタリカ
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「カタールW杯・1次リーグE組、日本代表0-1コスタリカ代表」(27日、アルラヤン)
初戦を0-7で大敗し、後がないコスタリカは懸命に体を投げ出し、粘り強く日本を完封した。勝利の瞬間、雄たけびを上げ、拳を叩きつけるように歓喜する姿は、4日前にドイツを破った日本のようだった。「今日は球際も含めて相手の方が勝っていた。きれいなサッカーだけじゃ絶対に勝てない」。長友佑都(FC東京)の言葉が試合を物語っていた。
左サイドバックで先発出場し、前半終盤には布陣変更に伴って3バックの一角に入った。前半のみで退いた36歳は「これがサッカー」と結果を受け止め、「非常に残念な結果だが下を向いたら終わってしまう。終わった訳ではない」と顔を上げた。