鎌田大地 ピッチで声荒らげる「言い合うのは普通。別に何とも思っていない」
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「カタールW杯・1次リーグE組、日本代表0-1コスタリカ代表」(27日、アルラヤン)
鎌田大地(アイントラハト・フランクフルト)がピッチ上で声を荒らげた。前半終盤、山根視来(川崎)に対して険しい表情で訴えかけた。「もっと前に出ていいんじゃないかと言ってました。日本人の感覚なのか分からないですけど、ピッチ上で言い合うのは普通じゃないかと思う。僕は別に何とも思っていないです」と説明した。
2試合連続フル出場と替えの利かない選手として期待を寄せられたが、勝利に導く決定的な仕事はできなかった。精彩を欠いた司令塔は「僕個人もそうだし、チームとしてもすごいイージー(簡単)なミスが多かった」と反省が口を突いた。
後半43分には左サイドを突破した三笘の折り返しを待ち受け右足で狙ったが、相手の体を張った守備に阻まれた。初のW杯に臨む26歳は「これが国を背負って戦っているということ。W杯はどの試合も難しいなと感じた」とうなだれた。