崖っぷちドイツも神頼み?「頼むから日本に勝って」クラブ同僚に日本戦勝利を懇願
サッカーのカタールW杯に参加しているドイツ代表がグループリーグ突破のためスペインに日本戦勝利を切望した。27日の両チームの対戦が終わった直後にドイツ代表選手がそれぞれの顔見知りを探しグループ最終節で“手抜き”をしないよう懇願したという。スペインのラジオ局、カデナ・セールなど複数メディアが伝えている。
情報によると、日本代表FW浅野に対して“煽り走行”をしたドイツ代表のDFリュディガーがスペイン代表との試合後のミックスゾーンでメディア対応しているレアル・マドリードのチームメイト、DFカルバハルに近づき「頼むから日本に勝ってね」とお願いしたという。複数のスペイン人記者を前にした冗談のニュアンスが強かったようで、カルバハルは笑顔で対応。同選手は「僕らが勝ちに行くということに疑問を持っている人がいるとは思わない。(勝つことで)グループ1位が決まる」と、日本戦で勝利を狙うとコメントを残している。
ドイツ1部ライプチヒ所属のスペイン代表MFオルモにもドイツ代表に複数のチームメイトがいることで同様の要請を受けたという。それでも「関係ない。だって僕らは勝って準々決勝へ行くためにやるんだから」としている。
日本が入ったE組は、グループリーグ最終戦を残して全4チームに決勝トーナメント進出の可能性があり、日本はスペインに勝てば無条件で突破。その場合、ドイツはコスタリカに勝利しても得失点差で優位に立つスペインとの2位争いになる。