コスタリカ戦不発のFW上田綺世 スペイン戦へカウンター一撃狙う「自分の武器もかみ合えば良い」
サッカーW杯カタール大会に臨んでいる日本代表が29日、第3戦となるスペイン戦(2日、ドーハ)へ向けて、ドーハ市内で冒頭15分を除く非公開の調整を行った。練習後に上田綺世(24)=セルクル・ブリュージュ=が取材に応じ、「最善の準備をして100%パフォーマンスを出して勝てるかどうかという相手なので、準備のところをしっかりしていきたい」と意気込んだ。
上田はコスタリカ戦で先発し、W杯デビューを飾ったが、持ち味は発揮できずハーフタイムで交代した。「自分の中では足りない部分とか、できたこと、できなかったことがいろいろありますけど、チームとしては次に勝つしかないので」と気持ちは切り替えている。
「(ボールを)持たれるのは間違いなく持たれる」と想定。だが、相手の最終ラインが高いことからこの試合もカウンターが有効となる。「スペインはもともと前からくるチーム。そこ(カウンター)は狙って行くつもり。そこに自分の武器もかみ合えば良い。一発狙うというのは必要」と力を込めた。