スペイン・ルイスエンリケ監督 2位通過に「満足してない」「日本もギャンブルしてきた」
「カタールW杯・1次リーグE組、日本代表2-1スペイン代表」(1日、ドーハ)
日本が“無敵艦隊”スペインを撃破。初戦のドイツからの勝利に続き、2度目の奇跡を起こし、2勝1敗の勝ち点6で2大会連続の決勝トーナメント進出を決めた。前半0-1で折り返したが、後半に堂安、田中のゴールで逆転した。
この試合まで組1位で、得失点差でも優位に立っていたスペイン。裏カードでは一時コスタリカがリードする展開となり、敗退の可能性も出ていたが、最後はドイツが逆転して、得失点差により2位通過に。試合後の会見でスペインのルイスエンリケ監督は「今日は満足していない。首位通過ができなかった。後半が思わしくなかった。『日本は失うものがないからくるぞ』と言っていたが、うまくマネジメントできなかった。日本もギャンブルしてきた」と、振り返った。
決勝トーナメント1回戦ではF組1位のモロッコと対戦する。「選手には絶対の自信を持っているが、今の状況では何も祝福することはできない。未来がどうなるかわからない。(1次Lは)タフなグループだった。準備しないといけない。回復して、タフな試合に備えないといけない。ラウンド16でも敵はギャンブルを仕掛けてくる。対処するのは難しい」と、警戒感を示した。