鎌田大地 2日前の練習で“スペイン封じ”提案「フランクフルトでの成功体験もあったので」
「カタールW杯・1次リーグE組、日本代表2-1スペイン代表」(1日、ドーハ)
日本がスペインを撃破し、2勝1敗の1位通過で2大会連続の決勝トーナメント進出を決めた。E組1位通過となった日本は5日(日本時間6日0時開始)の決勝トーナメント1回戦でF組2位のクロアチアと対戦する。
3試合連続の先発となった鎌田大地(Eフランクフルト)が自らの成功体験を元に、“スペイン封じ”を提案したことを明かした。Eフランクフルトが優勝した昨季の欧州リーグでは準々決勝でバルセロナを撃破。この試合のスペイン代表もスタメン4人がバルセロナの選手で似通ったスタイルへの対応も見えていた。「2日前の練習の時は5バックだったんですけど、少し違うフォーメーションでうまくいける感じがなかった。フランクフルトみたいなやり方、フランクフルトでの成功体験もあったのでそうした方がいいんじゃないかというふうには言わせてもらいました」と明かした。
具体的には自らと久保との守備の方法。「今日は僕たちのポジションが、僕に関してもタケに関してもそうだし、常に守備に追われて犠牲になるようなシーンが多かったと思いますけど、あれが実際やり方としてははまっていたと思うし。僕らがたくさん走って守備に追われることになりますけど、フランクフルトでもあれがはまっていた。1失点はしましたけど、自分たちはいい守備ができたんじゃないかと思いますね」と振り返った。