決勝Tで対戦のクロアチアメディア 日本の勝ち上がりは「贈り物」過去の対戦は1勝1敗1分け
「カタールW杯・1次リーグE組、日本代表2-1スペイン代表」(1日、ドーハ)
日本が“無敵艦隊”スペインを撃破。初戦のドイツからの勝利に続き、2度目の奇跡を起こし、2勝1敗の勝ち点6で2大会連続の決勝トーナメント進出を決めた。前半0-1で折り返したが、後半に堂安、田中のゴールで逆転した。決勝トーナメント1回戦ではF組2位で、前回大会準優勝のクロアチアと対戦する。
クロアチアにとって、日本が勝ち上がってくることは予想外だった模様。現地スポーツ紙の「sportske novosti」は「日本を過小評価してはいけないが、クロアチアは贈り物を受け取った。(クロアチアの)ダリッチ監督は彼が望むものを手にした」と、スペインやドイツと比べて、戦いやすい相手との見方を示した。過去3度の対戦(1勝1敗1分け)を振り返り、1997年キリン杯では「今もプレーしている三浦知良に2点を奪われ、3-4で敗れた」ことを説明。1998年のフランスW杯ではクロアチアがスーケルのゴールで1-0で勝利。2006年ドイツ大会では引き分けに終わっていることを紹介した。
ただ、ベルギーやドイツが敗退するなど、波乱が巻き起こっている大会に「なんてクレイジーな大会だ。何でもありだ」と、報じた。