スペイン監督 VAR判定に「何か仕掛けがある」 一時は敗退の可能性→知っていれば「心臓発作」

 「カタールW杯・1次リーグE組、日本代表2-1スペイン代表」(1日、ドーハ)

 スペイン代表のルイスエンリケ監督が、決勝点となった田中碧のゴールについて「何か仕掛けがある」「あり得ない」などと語った。スペイン紙マルカ、アスなどが報じている。

 記者会見に姿を見せた同監督は、一度は線審によってゴールラインを割ったと判定された三笘のアシストついて「写真を見たがあれは何か仕掛けがあるに違いない。または操作されたものでなければならない。あれが現実のものということはあり得ない。それ以上は何もいうことがない」などと“恨み節”。さらに「何かおかしなものは感じていた。VAR判定であれだけの時間がかかっていたし」と続けた。

 試合全体については「我々は良い形で試合を始め、得点し、危険な状況に苦しむこともなかった。ハーフタイムに相手の出方に注意するよう伝えていたが、後半始まってすぐ停滞モードになった。私にはお祝いするものは何もなく、全く満足していない」と総括。同時刻に行われていたコスタリカ-ドイツの途中経過で、数分間に渡りスペインがグループリーグ敗退の状況にあったことについては「知らなかった。分かっていたら心臓発作を起こしていただろう」と話した。

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