ドイツ 屈辱の2大会連続1次リーグ敗退 日本戦黒星後悔「初戦がどれだけ重要か」
「カタールW杯・1次リーグE組、ドイツ代表4-2コスタリカ代表」(1日、アルホル)
かつて無類の安定感を誇ったドイツが2大会連続の1次リーグ敗退。ようやく勝ったが得失点差で及ばず、キミヒは「初戦がどれだけ重要かは分かっていた」と日本戦の黒星を悔やむ。2014年大会で4度目の優勝を遂げた大国の威信は傷ついた。
コスタリカはスペインが7-0で圧倒した相手。それ以上の点差を狙い、前半10分に先制したニャブリはすぐさまボールを抱え再開を急いだ。しかし、その後は攻めてもゴールを割る「個」の力に欠け、後半は一時逆転を許した。
エースと呼べる存在のいないチームだった。ムシアラは「強くなって戻って来なければ」と危機感をにじませたが、フリック監督は「次の10年は次世代の選手に焦点を当てることが重要になる」。再建には時間がかかるかもしれない。