W杯解説、岡田武史氏が内田篤人氏の発言いじり「聞くとは思わなかった」
サッカー元日本代表の岡田武史氏が2日、テレビ朝日系「報道ステーション」に出演し、元サッカー日本代表の内田篤人氏をいじった。
W杯カタール大会で日本がスペインを破りE組1位で決勝トーナメント進出を決めた。2人は激闘から一夜明けた現地で、同局の安藤萌々アナウンサーとともに試合を振り返った。
内田氏は現役時代に岡田ジャパンのメンバーとして活躍した間柄。「監督と選手の関係の時はピクリとも笑わなかったんですが、非常に優しく、岡田さん優しくなってます、みなさん」と先制パンチでにこやかな岡田氏をいじった。
岡田氏は「そんなことねぇよ」と苦笑い。さらに「タレントみたいになってねぇ、将来…まぁねぇ。モテそうだからいいか」と軽やかにトークを展開する内田氏をいじり返した。
内田氏は「『勝負の神様は細部に宿る』って岡田さんがずっと日本代表の監督の時に言ってたんですよ。それを三笘選手がね、入って体現してくれました」と岡田氏を持ち上げつつ最後までボールを追ったMF三笘薫を称賛。「彼がいることによって、カウンター、スペインは非常に怖かったと思いますし、彼は攻撃的な選手ですけどディフェンス、対面する選手に非常に食いついてました。そこら辺が勝利のカギだったんじゃないかなという風に思います」と解説した。
ここでも岡田氏は「うまくなったねぇー。たいしたもんだ」とニヤニヤ。「三笘が入ってから、詰めの本気度、気迫。攻撃でも前へ行く気迫。ちょっとでも抜いてたらああはならなかったんだけど、彼のこだわりみたいな姿勢がね、チームの雰囲気を変えましたよね」と内田氏に同意した。
安藤アナが「内田さんも『日本の根性が見えた』とおっしゃってました」と試合中の解説の様子を振り返ると、岡田氏は「内田さんの口から『根性』っていう言葉を聞くとは思わなかった」と現役時代との“違い”をチクリ。内田氏はタジタジになりつつも胸に手を当てて「魂のタイプです」と反論していた。