日本-クロアチア戦の主審はエルファス氏 カメルーン-ブラジル「円満レッド」の主審
FIFAは3日、決勝トーナメント1回戦の日本-クロアチア(5日・アルワクラ)の審判を発表。主審は米国のエルファス審判員が担当する。
副審は米国のパーカー氏、アトキンス氏。第4の審判はアルジェリアのゴルバル氏が務める。
エルファス審判員は2日の1次リーグ・ブラジル-カメルーン戦の主審。試合は後半アディショナルタイムにカメルーンのアブバカルが頭で合わせ決勝弾を決め、0-1でカメルーンが勝利した。
ただ、アブバカルは決勝点を奪うとユニホームを脱いで喜びを爆発。後半36分にカウンター攻撃を阻止た際にもイエローカードをもらっていただけに、2枚目のイエローでレッドカード退場となった。ただ、カードを提示する前に、エルファス主審は笑顔でアブバカルと握手し健闘をたたえた。アブバカルも自ら手を挙げ、充実の表情でピッチを後にする姿が「幸せなレッドカード」「ほっこりした」「円満レッド」「ワールドカップ史に残るコミカルなシーン」「笑顔のレッドカード初めて見た」「審判の対応がステキ」などと世界中で話題となっていた。
イエローカードは前半4枚(カメルーンに3枚、ブラジルに1枚)、後半はブラジルへ1枚、カメルーンへアブバカルの2枚を出している。