伊東純也「自分たちの時間を長くして攻撃の形作る」 クロアチア戦へ「最後はこっちに転んで次に進める」
サッカーのW杯カタール大会で1次リーグE組を1位通過した日本代表は4日、史上初の8強入りを懸けたクロアチアとの決勝トーナメント1回戦(5日)に向けて、ドーハ市内で冒頭部分を除く非公開で調整した。練習後に伊東純也(29)=スタッド・ランス=が取材に応じ、「(1次リーグでも)一試合一試合、死ぬか生きるかだった。一試合の戦い方、臨み方は変わらない」と意気込んだ。
伊東はここまで、ドイツ戦とスペイン戦にフル出場。コスタリカ戦には後半22分から途中出場した。ウイングバックでのプレー時間も本大会で増えつつあり、特に格上2チームとの対戦では守備に追われた。だが、次戦では「もうちょっと自分たちの時間を長くて、もうちょっと攻撃できる形を作らないといけない」と話し、「チャンスがあれば仕かけて行きたい」と自らの強みを発揮する。
今大会ではまだ得点がない。「チームがゴールにつながる動きだったりとかをしたい。チャンスがあればゴールも決めたい」と意識はより高まっている。日本史上初のベスト8へ「スペイン、ドイツに勝ったようなメンタリティを持って戦えば良い勝負ができて、最後はこっちに転んで次に進めるのではないかなと思います」と力を込めた。