南野拓実 8強へ揺るがぬ信念「チームがうまくいってこその個人。歴史を作れれば最高」
サッカーW杯カタール大会の決勝トーナメント1回戦で、日本代表は5日午後6時(日本時間6日午前0時)から前回準優勝のクロアチアと対戦する。4日はドーハ市内で冒頭部分を除き非公開で最終調整。南野拓実(モナコ)は「信じる心」で史上初の8強入りを果たす。
決戦前日、南野は「ワクワクしている。日本の歴史に残る試合になるだろうし、勝ってベスト16以上の結果を残したい」と意気込んだ。ここまで2試合に途中出場。スペイン戦は出場機会がなかった。それでも「チームが勝つことが一番。どんな時間でもポジションでも、与えられたところで自分の100%を出すだけ」と信念に揺らぎはない。
8強の偉業へ「信じることが一番。自分たちの力を信じていたからこそドイツ、スペインに逆転できた。明日もそれを信じてやるだけ」と力を込めた。
自身初のW杯で爪痕を残したいはずだ。「ゴールとかアシストをしたいと思っている」というのは偽らざる本音だろう。「でも、やっぱりチームがうまくいってこその個人。それを達成できて、チームも歴史を作れれば最高です」とクロアチア戦の結末を描いた。穏やかな表情は、ゴールの予感を漂わせた。