三笘薫「1・8ミリでもインはインなので」 スペイン戦の決勝アシストに言及

 調整する三笘薫(撮影・金田祐二)
 調整する三笘薫(撮影・金田祐二)
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 サッカーのW杯カタール大会で1次リーグE組を1位通過した日本代表は4日、史上初の8強入りを懸けたクロアチアとの決勝トーナメント1回戦(5日)に向けて、ドーハ市内で冒頭部分を除く非公開で調整した。練習後に三笘薫(ブライトン)が取材に応じ、「1・8ミリでもインはインなので、それはどう考えてもインだと思います(笑)」とスペイン戦での決勝点にギリギリでの折り返しについて語った。

 1-1の後半6分に左サイドのゴールライン際を折り返し、田中碧(デュッセルドルフ)の決勝点をアシスト。VARでのチェックの末に得点が認められた。ボールがライン上にかかっていたの1・88ミリだったことで世界中で論争を巻き起こした。だが、三笘は「負けてるチームがそう言うのは仕方ないと思いますけど、ルール上そういうことなので。何も気にしてないです。やっぱりギリギリの勝負の中で勝敗がつくのがW杯だと思いますし、それを身に染みて感じているので次もそういう勝負になると思います」と冷静に話した。

 日本にとって決勝トーナメントは4回目で過去3回は敗れ、8強には届いていない。「ヨーロッパの予選を勝ち抜いたチームはどこも強い。しっかりと準備しないと大敗しかねないチームでもある」と引き締めた。

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