韓国のサッカー解説者が謝罪 日本の“死の組”決定時に「現実自覚タイム」と嘲笑 「私の傲慢」
韓国紙「朝鮮日報」が5日に掲載したコラムで、韓国のMBCでサッカー・カタールW杯の解説を務めるソ・ヒョンウク氏の日本サッカーへの謝罪が報じられた。
同紙は今年4月の組み合わせ抽選の際に、スペイン、ドイツ、コスタリカという“死の組”と呼ばれたE組に日本が入った際に、森保監督の表情を「現実自覚タイム」などと笑いをこらえながら揶揄していた。今回、日本はドイツ、スペインを破り、その“死の組”を突破。同氏は自身のYouTubeチャンネルで「日本のサッカーが私の傲慢な判断をひっくり返しました。日本のサッカーファンに謝罪します」と、謝罪の映像をアップした。
日本と韓国はともに5日に決勝トーナメント1回戦を戦い、勝ち上がれば、準々決勝でW杯史上初の日韓戦が実現する。同紙のコラムでは「両国のうちどちらか、あるいは両チームが敗れたとしても互いを激励するスポーツ精神を失わないでほしい。MBC解説員の謝罪はそれが可能であることを示す土台となった」と結ばれた。