涙の南野は悔しさ隠せずノーコメント 勇気を持ってPK先陣も無念の失敗

 PKを外しがっくりの吉田麻也(撮影・金田祐二)
 浅野拓磨の肩を抱く長友佑都(撮影・金田祐二)
 PKで敗れがっくりの日本イレブン(撮影・金田祐二)
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 「カタールW杯・1回戦、日本代表1(PK1-3)1クロアチア代表」(5日、アルワクラ)

 日本は前回大会準優勝のクロアチアに、PK戦の末、敗れた。4度目の決勝トーナメント挑戦となったが、史上初となる8強入りはならなかった。

 1-1で突入したPK戦。森保監督によれば、PKの順番は選手たちで決めたという。「勇気を持って自分が蹴るとやってくれた」。先陣を切ったのは背番号10の南野。だが、コースが甘くなり、GKリバコビッチに阻まれた。

 その後、三笘、吉田も止められ、4本中3本が失敗。悲願の8強入りならず、失敗した南野はピッチにひざをつき、三笘らとともに涙を流して悔しがった。

 背番号10を背負って戦った今大会だったが、自身は不完全燃焼といえる内容。試合後は報道陣の呼びかけに応じず無言でスタジアムを後にし、悔しさを隠せなかった。

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