落選を経て、たどり着いた舞台 すべてを賭けた浅野「最後はクソみたいなプレーも、それが俺のすべて」
「カタールW杯・1回戦、日本代表1(PK1-3)1クロアチア代表」(5日、アルワクラ)
日本は前回大会準優勝のクロアチアに、PK戦の末、敗れた。4度目の決勝トーナメント挑戦となったが、史上初となる8強入りはならなかった。
1次リーグ・ドイツ戦で決勝弾を記録するなど、4年前の落選を糧に今大会で輝いたFW浅野だったが、この試合では後半途中からの出場も、クロアチアの強固な守備に阻まれて、見せ場を作れず。「本当に見てもらったとおりかなと。途中から勢いをつけないといけない中で、そういう仕事ができなかった。今日の自分に関してはふがいないの一言しか言えない」と、振り返った。
PK戦では日本で唯一成功させたが、「僕自身失うものはないし、日本の勝利のために何ができるかというと、手をあげて日本のためにPKを決めること。それしかできないので」と、立候補した理由を明かした。
落選を経てたどり着いた夢舞台。「改めて本当に人生を賭けるべき大会だと思った。間違いなく僕自身全てを賭けたし、最後はクソみたいなプレーでしたけど、それが俺かなと。俺のすべてだったかなと思う」と、振り返った。