闘莉王氏 日本敗退「また訳分からない。三笘最初から出せ」「PKまで準備してたか」勝てた悔しい
サッカー元日本代表DF田中マルクス闘莉王氏が6日、ユーチューブに動画投稿。カタールW杯決勝トーナメント1回戦で、日本代表がPK戦の末に敗退したクロアチア戦を論評した。
「そんなに甘くない。あと一歩が難しい」と感想を述べた。
PK戦については、自身が経験した2010年W杯もPK戦で敗退し、その難しさは分かっているとしたうえで、「PK戦まで準備をしていたのか」と述べた。
「南野も真ん中に蹴るのかと思ったけど」「三笘も決していいPKではない」と振り返ったが、「やっぱり難しい。あそこに立つと足が震えるんですよ。簡単なものじゃない」とした。
ただし、「以前のクロアチアじゃなかった」と評し、「日本勝てると思った。だから悔しい」。
かねて三笘薫を先発させるべきとしており、クロアチア戦も途中出場だったことに「また訳分からないですよね。またわからないことをするんだ。正しいことやってミスしても誰も文句言わない。最初から使え。間違ったことしてミスしたら絶対監督の責任、残念です」と語った。
試合については「自分たちのサッカーもできた。今後を考えると、もう少し自分たちの時間を作るべき」としたうえで、「最初から三笘を出せ。最初からベストメンバーで行くんだって」とした。
「4年後の戦いは明日からはじまる」とし、「追い込まれてもやり通すサッカー。それだけの肝座ったことができるか。直前に変えないで、ワールドカップでやり通せるか。そこまで行ってるか、行ってないか。方向性はきちんとしてほしい」と求めた。