吉田麻也 メディアへ異例のお願い「若い選手にオファーお待ちしています」
サッカーW杯カタール大会の決勝トーナメント1回戦で敗退した日本代表の森保一監督と吉田麻也主将が7日、成田空港着の航空機で帰国し、会見を行った。
解散時、最後に主将としてどんな言葉を伝えたか問われた吉田は「感情的で何を言ったか覚えてないが、日本代表でほとんどの選手が20代で、好きな仕事で国を背負って仕事ができるのは本当に誇り高き仕事。こんないい仕事はないよと。(次から)予選の形式も代わり、レベルの違う戦いもあるかもしれないが、自チームをより高いところに置かないといけない。もう一回、日本代表を戦う素晴らしさをかみしめて戦おうと伝えた」という。
堂安、久保、田中碧、冨安、板倉ら、若手が活躍した今大会。吉田は「あとはこれから、注目度が高まるので、これからたくさんメディアに出て、露出を増やして、サッカー人気を増やそうと。メディアの皆さん、オファーぜひお待ちしています」と、異例のお願いも伝えた。
日本代表はクロアチアにPK戦の末に敗れ、史上初の8強入りはならず。だが、グループステージではドイツ、スペインを撃破して世界に衝撃を与えた。 この日は、森保監督や吉田、堂安、田中碧、南野、久保らも同便で帰国。約650人が詰めかけた空港ロビーは「ブラボー」などの大歓声に包まれると、吉田は思わず笑みを浮かべた。