【森保監督&吉田麻也と一問一答】「こんなに喜んでいただけるとは思っていなかった」
サッカーW杯カタール大会を終えた日本代表の森保一監督(54)と、主将の吉田麻也(34)=シャルケ=らが7日、成田空港着の航空機で帰国した。史上初の8強進出は逃したものの、1次リーグでは強豪ドイツ、スペインを破って下馬評を覆し首位突破。2大会連続の16強に入った日本代表に対し、空港に詰めかけたファン約650人が「ブラボー!」と出迎えた。日本協会によると選手18人が帰国。森保監督、吉田らは成田市内で会見し、日本からの応援に感謝した。
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-空港でサポーターの出迎えを受けた。
森保「こんなに喜んでいただけると思っていなかった。空港で驚いた。われわれの活動、選手の粘り強く戦う姿勢を喜んでいただけて本当にうれしい。われわれの方がありがとうという気持ち。温かく出迎えていただけて本当に幸せ」
-結果を受けて。
森保「ベスト16の壁を破ること、新しい景色を見ることはできなかったが、選手たちは新しい時代を見せてくれた。ただ、新しい時代の入り口にしか過ぎない。これから世界の壁を乗り越えるようにやっていければ」
-大会を振り返って一番印象的だったシーンは。
吉田「僕は2試合目のコスタリカ戦のハーフタイムで監督がブチ切れていたところ(笑)」
森保「どうリアクションしていいのか…(苦笑)。選手たちは精いっぱい戦ってくれたけど、相手選手と対峙(たいじ)した時に局面で少し上回られるところがあった。ここで(内容を)言い過ぎるとハラスメント問題になっちゃうかもだけど(笑)。選手たちは強い覚悟を持って戦ってくれているけど、相手に勝っていかないといけないと伝えた」