W杯、クロアチアなどに罰金 観客が選手に差別的言動
【ドーハ共同】国際サッカー連盟(FIFA)は7日、ワールドカップ(W杯)カタール大会でサポーターの不適切な言動が確認されたクロアチア連盟に、5万スイスフラン(約725万円)の罰金を科したと発表した。AP通信によると1次リーグでセルビアにルーツを持つカナダのGKボリャンに差別的なやじを飛ばすなどした。
セルビアには2万スイスフラン(約290万円)を科した。1次リーグのブラジル戦で、独立を巡り対立するコソボを含む地図に政治的なメッセージが記された旗をロッカールームに掲げた。1次リーグの2試合で警告を6枚ずつ受けたサウジアラビアにも罰金を科した。