W杯日本代表DF板倉滉 ドイツ戦の浅野へのパス「ちょっと遅れた」と告白
サッカーW杯カタール大会日本代表DF板倉滉が10日、フジテレビ系「FIFAワールドカップWEEKLY」に生出演し、グループリーグのドイツ戦でFW浅野拓磨の決勝ゴールにつながった後半38分のFKについて語った。
カタールでも日本の盛り上がりは聞いていたが、実際に帰国して「ファンの多さとメディアの方の量の多さで盛り上がってるなって」とようやくフィーバーを実感しているという。サッカー経験者でもあるEXITのりんたろー。はドイツ戦のFKについての感想を質問。元日本代表でタレントの前園真聖が「(浅野と)目が合ったんですか?」と重ねた。
板倉は「目、合ったというよりも、拓磨くんが走り出したのが見えたので」と浅野始動だったと告白。「でも、それをまさかゴールまでつなげるとは思ってなかったです」と見事な“ラストパス”となったことに驚いていた。
前園は「ファーストタッチもすごくなかったですか?」と浅野のトラップに言及。板倉は「すごいです。完璧なところに置いて、相手もいるのに体を入れて難しいところに決めたので」とDFならではの視点で振り返った。
同局の佐久間みなみアナウンサーが「もちろん他の選択肢もあったんですよね?」と質問。板倉は「走り出し見た時も、ちょっと遅れたかなって思ったんですけど、相手のラインもそんなにそろってなくて、流れが日本に向いたなっていうのは感じましたね」とドイツが見せたわずかな隙を日本が逃さず突いたと語った。