DF板倉 スペイン戦勝利で流した涙のわけ「絶対泣かないと我慢したが」喜びではなく…
サッカー日本代表DF板倉滉が10日、フジテレビ系「FIFAワールドカップ WEEKLY」に生出演。W杯カタール大会の1次リーグ最終戦・スペイン戦での勝利後、ピッチで流した涙の理由を吐露した。
板倉は、優勝候補のスペインに逆転勝ちし、1次リーグを1位で通過した瞬間に、チームメートと抱き合って涙を流した。このときのVTRを見返しながら、「絶対泣きたくなかったんですよ。絶対泣きたくなくって…。ただ、結構泣いてましたね」と苦笑いした。
この時の感情について尋ねられると、「次出れない悔しさっていうのが一番大きくって」と勝利の喜びではなかったことを明かした。この試合で今大会2枚目となるイエローカードをもらったため、その時点で累積警告となり、次戦の決勝トーナメント・クロアチア戦が出場停止が決まっていたためだ。
「試合の終盤から、やばい、次出れないのは、ちょっと泣きそうだなってなって。絶対、泣きたくないって思って我慢してたんですけど」と涙をこらえていたが、「チームメート来てくれた瞬間に全部、(感情が)出てきましたね」と、歓喜に沸くチームで、ただ一人悔し涙を流したという。