本田圭佑 岡田武史氏からの強烈ダメ出し明かすも…「そんなこと言ったっけ?」と岡田氏
サッカー元日本代表の本田圭佑が9日放送のインターネットテレビ「ABEMA」で、元日本代表監督で日本サッカー協会副会長の岡田武史氏と対談。岡田氏から強烈なダメ出しを受けた過去を明かした。
監督と選手として2010年のW杯南アフリカ大会をともに戦った2人。本田はW杯前の苦い思い出として、「『お前このままやったら、ワールドカップ呼ばへんぞ』みたいなこと言われて」と岡田氏から最後通告されていたことを明かした。
岡田氏は「違う違う。あれはな…、そんなこと言ったっけ?」と首をひねって笑いを誘っていた。続けて、「部屋に呼んで。お前を左に使ったんだよ。右に(中村)俊輔使って、お前、全然良くなかったんだよ。『右サイドでないとでけへんのか?』って言って。『連れていかん』とまで言ったつもりはないんだけど…」と釈明した。
それでも、「『僕が左でやらなきゃいけないのは分かってます。右に俊輔さんいるのは分かってますから。もう一回チャンスを下さい』って。『へー』と思って。チャンスやろうと思った」と、その時の本田の態度に感心したことを述懐。その後、ロシア・プレミアリーグのCSKAモスクワに移籍した本田のプレーを見て、「ものになるかもしれない、その時思ったんだよな」と変身ぶりを感じ取ったという。
「そしたらトントン拍子に(AC)ミランかなんか行って。どっかの有名ホテルで会って、(元イタリア代表の名DFの)コスタクルタとなんか(一緒にいて)。『この中にいるんや、こいつ』って」と、その後のあまりの出世ぶりに目を丸くしたことを明かしていた。