サッカーＷ杯カタール大会で活躍した日本代表ＭＦ田中碧（２４）＝デュッセルドルフ＝が１７日、フジテレビ系「めざましどようび」に生出演。尊敬する選手にＪ１川崎時代にともにプレーした元日本代表ＭＦ中村憲剛氏（４２）を挙げ、自身がスペイン戦で決勝ゴールを決めた後にはメッセージをもらっていたことを明かした。

　前髪を上げ、モスグリーンのハイネックにネイビーのジャケット姿。この日もモデルのようなたたずまいを見せた田中は、選手としてここまで影響受けた選手を聞かれ「（川崎）フロンターレ時代に一緒にプレーさせてもらった中村憲剛選手」と即答。「ゲームを変えれるというか。中盤の位置で作って自分で変えれるっていうのは一緒にやっててもやっぱりすごいなと思います」と憧れの口調で話した。

　人間性についても「僕が言うのもなんですけど素晴らしいなと。ピッチ内でもそうですけど、ピッチ外でもそれはサッカー関係なく、リアルにチームのために踏ん張ってくれるんで、すごい学ぶものが多かったなと思います」と絶賛し「憲剛さんのような選手になりたいなあというふうに思います」と理想の選手像だとした。

　現在でも代表戦後に連絡を取ってプレーの感想を言い合うことがあるといい、決勝トーナメント進出を決めたグループリーグ最終戦で自身が決勝ゴールを決めた後には中村氏から祝福も。「『うれしい』っていうメッセージをいただきました」と、自分のことのように喜んでくれた先輩の様子を笑顔で報告していた。