本田圭佑 「10番」消えたW杯を語る「監督が必要だと考えていない。残念ではありますけど」
国際サッカー連盟(FIFA)は18日、サッカー元日本代表の本田圭佑(36)へのインタビューを掲載した。その中で本田は、司令塔、プレーメーカーとしての典型的な「10番」が消えたW杯を残念がった。「典型的な10番という選手は今回のW杯にはいなかったと思う。メッシももちろん違いますよね。現代のサッカーは変化を遂げていて、以前とは違って全員が自陣から敵陣まで走り回らないといけないし、10番的な選手も守備をしないといけない。監督も10番が必要だとは考えていないと思う。残念なことではありますけど」と、語った。
過去3大会連続でW杯に出場した本田は今回、インターネットテレビ「ABEMA」の解説者としてカタールの地を訪れた。「素晴らしい時間を過ごせている。やりたいようにやらせてもらったのでプレッシャーはなかったし、周囲のプロフェッショナルな人たちに助けてもらっています。最高の瞬間はもちろん日本がドイツ、スペインに勝った時ですね」と、振り返った。
フランス-アルゼンチンの決勝については「個人的にはメッシに優勝してほしいが、プロのコメンテーターの一人として、あるいは選手、監督として考えると、率直に言って、フランスの方が強いと思う」と、語った。