高速国際送金の実証実験 25年実用化へ3メガ銀参加

 三菱UFJ信託銀行などの金融機関が出資する「Progmat(プログマ)」は5日、ブロックチェーン(BC)と呼ばれる暗号技術などを使った高速国際送金の実現に向けた実証実験を始めると発表した。三菱UFJフィナンシャル・グループ(FG)など3メガバンクグループが参加し、2025年の実用化を目指す。

 国際送金は、企業が口座を持つ銀行や「国際銀行間通信協会(SWIFT)」のシステムに加え、複数の中継銀行を挟んで法定通貨をやりとりしているため、完了までに時間がかかる。

 実証実験では、中継銀行の代わりにプログマが整備するBCを使った新たな基盤を活用する。

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